とっておきの四間飛車穴熊
こんにちはもしくはこんばんは
賢い可愛いちょこころねです
今日は真面目に(?)将棋の話でも
※当方棋力が至らない関係でお見苦しい部分もあると思われますが温かい目で見てくださると幸いです。
プロの将棋を観戦する方は感じている事と思いますが、最近プロでは振り飛車の採用が増えています。特に角道を止めて飛車を振るクラシックな形が多い印象を受けます。
ノーマル四間(三間)とも呼ばれるあれです。
少し前までプロの将棋は相居飛車ばかりだったのでこういった流行の変化を喜んでる振り飛車党の観る将は多いんじゃないですかね。
勝手に相居飛車で戦型誘導する側(角換わり先手番や横歩取り後手番)に面白い変化が少ないのが要因なのかなとか思ってるのですが真相や如何に
まあそれは本題ではないので割愛
さて角道を止める振り飛車の増加とともにたま~に見るようになった(気がする)のが四間飛車穴熊
数年前に広瀬さんがこれで王位を獲得したのは記憶に新しいですよね。
では最近のプロの四間穴熊の実戦を見てみましょう!
え、、、
あの、、、
端きっつくないですか・・・?
すでに後手穴熊側持って勝てるイメージがあんまりない・・・
本譜も先手が一歩持って端ガン攻めして先手勝ち
はい。そうです今回の話はこれです。居飛車のこの戦法にどう対応すればいいのか。
※先に言っておきますがこのページではどうすればいいんだろう困ったねっていう感じで終わりますので対策決定版が知りたい方は読んでも答えは得られませんの。
先手の陣形は今流行となりつつある通称elmo囲い。玉は入城していませんが玉頭からの反撃を緩和しているのでしょう。バランスがいい上に見た目以上に堅い。私はこの陣形で端を攻められると凌ぎきれるイメージがあまりないです。
いや、もちろん互角だけどね。図の局面を将棋ソフト(dolphin)に聞いても互角だよって言ってるし
でもさあ、端にこんな爆弾設置されてほんとに凌ぎきれるの?
そもそもアマチュア振り穴党なんてみんな攻めっ気100%で受けうまくないんだし
そんなことばっかり嘆いていてもしょうがないのでなんか考えてみましょう。
例えば7四歩と4三銀に替えて5二金としてみる。
このプロの実戦では4三銀は最序盤に指してしまっているが、相手がどうであれ四間穴熊っていう人ならこうなる。
ここで△4五歩と角交換を挑む。相手が交換してくれるなら端が少し緩和されるしレグスペと同じ要領で△6四角や今度こそ△7四歩から桂頭にプレッシャーをかけるような筋がある。のかな?後手番だから打開しないで千日手でもいいやっていうのも主張になるかも。
でも▲5七角がちょっと気になる。以下△7四歩▲2四歩△同歩▲同角△7五歩を考えてたんだけど▲3三角成△同桂▲8五桂くらいでどうなんだろう。端攻めが軽いけれど振り飛車側にも有効そうな指し手が見当たらないから少し悪そう。
まあいくら穴熊でも無理な反発は無理。よって▲5七角には自然に△4三銀としておいて居飛車がどうするのか。手持ちの歩が欲しいんだけど下手に突っかけると右辺でのさばき合いみたいな展開になりかねない。それなら振り飛車側歓迎。また、最初の局面図でプロの実戦では飛車を3五~8五と大転換して活用してるけどそれもできないから、よくわからんけどまー先手も飛車が使えてないで勝てるほど将棋簡単じゃないでしょう。多分。
居飛車も手が難しいけど振り飛車はもっと指す手が難しいのでイメージはよくて互角or振り飛車模様悪いぐらいですかね。穴熊っていう主張はあるので一局にはなるのかなと。
仮想図①に戻って
△6四歩か△6二金と待ってみましょう。どっちがいいかは知らない。
で、例えばプロの実戦と同じく▲3八飛車ならそこで△4五歩。これがけっこう難しい。例えばこれで▲5七角は2四歩の狙いがないから大丈夫そう。(←ほんとかよ。)
△4五歩以下の変化手順多すぎるのでとても書き切れないし私の棋力では調べきれないですが、一例を出すと以下▲5七銀右△6六角▲同歩△4六歩▲同銀△3三銀。
これなら互角なのかな?居飛車も指す手が難しそう。
まあ先に言った通り変化いっぱいあるから全部網羅するの無理だけど。
でも結局ほぼ全ての変化で端攻め残って玉薄くされちゃうから人間的には先手(居飛車)勝ちやすい将棋になりそうっていう本音。そもそも3二銀保留型に対して居飛車がどう攻めてくるのかもよくわからんし。
なんかいい対策とかあるんですかね?こうするといいよ!とかこういう方針で指すのがいいよ!みたいなのあったらコメントなどで教えてください。
結局だらだらと長文書いておきながら調査兵団もびっくりの「なんの成果も得られませんでした」状態なんですけど今回のところはこの辺で。
拙い文章ですが
読んでくださってありがとうございました。