こんにちはちょこころねです。
久しぶりのブログ更新。
最近たまにちゃんとアマ大会とか出て将棋してます。
自分は高校生の頃にちゃんと将棋を始めました。
最初に覚えた戦法は石田流で、以来ずっと振り飛車党です。
飛車を振って美濃に囲う、これだけで気がつけば10年以上将棋してます。時が経つのは早いですね。
一時期広瀬さんの振り穴本読んで穴熊指したこともありましたけど、最近はめっきりノーマル四間飛車+美濃囲いばっかり指してます。
で、そんな生粋の振り飛車美濃囲い党の私がずっと思ってることがあるのですが
銀冠って難しくね???
ということです。
棋書には「美濃に囲ったあと相手が動かなければ高美濃→銀冠と囲いを発展させましょう」とか書いてあるけど、肝心の銀冠が指しこなせません。
10年飛車を振ってても指しこなせません。
ということで私の考える銀冠の強さと難しさについて話していきます。
まずは強さから
銀冠の強さその①:堅い
言わずもがな堅いです。金銀3枚でがっちり囲ってます。金銀の連結も美しく、玉にヒモもちゃんとついてます。
さらに端に銀の効きがあるので美濃の弱点であった端もカバーしてます。
弱点無し。
銀冠の強さその②:手厚い
陣形全体で盛り上がっており、厚みがあります。相手に位を取られて作戦負けになるリスクがなく、桂頭も端もガードしていて隙がないです。これなら佐藤プロも序盤中盤終盤隙がないと思うよって言ってくれるはずです。
銀冠の強さその③:バランスがいい
金銀が連結よく中央まで効きがあります。4~6筋での攻防にも対応可能な柔軟さがあります。穴熊のように駒が片寄ることなく陣形全体に駒が配置されていて無駄のない構えであると言えます。
以上が銀冠の強さです。
以下、銀冠の弱さ難しさについてです。
銀冠を貶されたくない人はブラウザバック推奨。
銀冠の難しさその①:堅くない
下段すかすかだし。
金銀の並びを基準に考えると相対的に玉浅くなってるし。
67の金とかあれ実質ニートだろ。働いてますよ感出してるけど実際守りに参加してない。いるんだよなこーいうアピールに必死で前出ていくけど協調性ないし大事なものが見えてないやつ
銀冠の難しさその②:手厚くない
銀頭に歩叩かれるだけで崩壊するし。
銀吊り上げられて横とか裏から駒打ち込まれるの痛打になりやすいし。
一番大事な玉頭が銀だから玉頭戦になったら厚み負けするし。
あんま銀冠が手厚いな~って思えない。
矢倉とかのほうがよっぽど手厚い。
銀冠の難しさその③:バランス悪い
攻め側の銀と67金だけでバランスとれとか無理よ。人手不足もいいとこだろ。
金駒が片寄りすぎて全部は守れん。
特に金が前に出すぎて駒交換になったら打ち放題すぎる。
以上が銀冠が難しい理由です。
よく強い人は銀冠指しこなすとか聞くけどそれ銀冠が強いんじゃなくて強い人が強いだけだろって。
中途半端すぎるんだよな。堅さでもバランスでもいいから何かに特化したもののほうが指しやすい。
最近はもう木村美濃にしか発展させてない。
やっぱ時代は木村美濃よ。木村美濃万歳。木村義雄名人は永遠に。
読んでくれてありがとうございました。
またね。