『スマホを落としただけなのに』読後感
こんにちはこんばんは初めまして
ちょこころねです
『スマホを落としただけなのに』(著:志賀晃)を読みました。ミーハーなので。
感想を書きます。
以下、ネタバレを含みます。閲覧注意。
この話は、ある男が落としたスマホを猟奇的殺人鬼が拾ってしまうというところから始まります。
スマホを拾った男は、電話帳に登録されている女性(スマホの落とし主の彼女)が好みの女性だったためにそのスマホデータを利用して彼女に近づこうとするのですが
スマホのロック解除手順から個人情報の特定に至るまでの描写がとにかく具体的。
本当に誰でも簡単に他人のスマホから個人情報入手できるんだなって思えます。
実際に再現可能な方法で、いとも簡単に女性の電話番号からメールアドレス、住所や交遊関係に至るまで情報を引き出す手順が鮮やかに描写されています。
全て情報を引き出した上で、直接会うことはなくスマホを持ち主に返すまでの時間わずか半日ほど
スマホって怖いですね。
その後、女性を中心に様々な事件が発生します。
男の情報操作により彼氏への猜疑心を持つようになってしまったり、そんなとき周りに様々な男が現れたりなどなど。。。
男女関係は複雑で大変ですね。
世間の男女ってこんな頻度でセックスしてるんですかね。
まあ全体的にけっこう面白かったです。人気が出るのもわかります。
ラスト3行、感動です。
オススメです。みんなも読んでみてね。